介護職の「3K」イメージを払拭!~社会福祉法人 隆生福祉会 見学研修~
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もう3Kとは言わせない―「5K」といわれる介護施設の実際
皆さんこんにちは。今回は、大阪市に本部を置く社会福祉法人 隆生(りゅうせい)福祉会さんの見学研修をご案内致します。
隆生福祉会さんは、フジモトゆめグループの福祉分野の事業を担っており、2000年3月に設立されました。グループではその他、進学塾の㈱高等進学塾、㈱高等教育研究会や、医療法人敬生会フジモト眼科、㈱フジモトメディカルを経営されています。
隆生福祉会さんは、開設者で現理事長の藤本加代子氏の介護の実体験から、ご利用者様にもご家族様にも笑顔で暮らしていただける地域社会をつくることが使命であるとの考えに基づき「五つの笑顔(ご利用者様・ご家族様・地域・職員・法人の笑顔)」を法人理念とされています。
個人の尊厳を保持しつつ、安心・安全な生活を営み、幸せで充実した人生を送っていただけるよう支援することを目的とし、大阪府と兵庫県にて、特別養護老人ホームをはじめとした25の事業を運営されています。
また隆生福祉会さんは、2011年に福祉先進国であるフィンランドとの国際交流を開始、以来、職員の交換実習を実施してフィンランド流の個を大切にする介護等、多くのことを学んで取り入れ、運営に活かされてきました。
フィンランドでは、介護の仕事は「人間にとって貴い仕事だ」と位置づけられ、国を挙げて認知症ケアなどに取り組まれているそうです。
隆生福祉会さんも、「就きたい仕事のナンバーワンは介護職!」と言われるよう、さまざまな取り組みを行い、介護職につきまとう「きつい」「汚い」「給料が安い」という3Kのイメージを払拭して、「きれい」「かっこいい」「給料が高い」「健康になる」「感謝される」の5Kの職場の実現を目指されています。実際に、隆生福祉会さんの職員さんの離職率は低いそうです。
また、隆生福祉会さんのもう一つの特徴として、開発実証協力も兼ねて、介護の現場に最先端の様々な介護ロボットを積極的に導入されておられます。
介護ロボットを導入することで、ご利用者のQOL向上はもちろん、職員の業務負担軽減につながり、CS(顧客満足)とES(従業員満足)の両立を図っておられます。
今回の見学研修は、藤本加代子理事長に「3K」から「5K」の介護へ 隆生福祉会の軌跡 と題して利用者にも職員にも魅力的な介護施設経営をお話しいただき、実際に導入している介護ロボットの見学と体験を行います。ご多用のことと存じますが、ご参加いただけますと幸いです。